こどもの矯正、Ⅰ期治療(乳歯列期、混合歯列期矯正) |
症例1下顎前突、反対咬合、受け口 |
子供の矯正治療で大切なことは、顎顔面に起こる成長と発育を考慮して矯正治療をしていくことです。 この考え方の本質は顎顔面系は垂直的な発育をしていく。この時期は複雑な「適応と代償反応」を繰り返していきます。 顎顔面系で起こる機能的な不調和によって、口腔内に形態的な不調和が出現する時期でもあります。治療も発育と成長のルールに従って行う必要があります。 | |
初診時年齢7歳 主訴:反対咬合(受け口)が気に矯正を希望。 この年齢で反対咬合の治療を始めたのは最適だと思います。 | |
治療方針は、成長、発育の点で奥歯の垂直的な成長が不足し、前歯に反対咬合になっていました。顎機能検査(CADIAX)測定後にパソコンにてデータ解析し、不足している垂直的な高さを、適切な位置にしました。 | |
適応と代償性の反応により約6ケ月で正常な咬合関係になりました。その後は、安定したかみ合わせができるまで、定期的に診ていきます。適切な治療の介入で成長を発育を促すような結果が得られました。治療期間は約3年半です。 |
症例2「重度の叢生」を伴う上顎前突、出っ歯 |
子供の矯正治療で大切なことは、顎顔面に起こる成長と発育を考慮して矯正治療をしていくことです。 この考え方の本質は顎顔面系は垂直的な発育をしていく。この時期は複雑な「適応と代償反応」を繰り返していきます。 顎顔面系で起こる機能的な不調和によって、口腔内に形態的な不調和が出現する時期でもあります。治療も発育と成長のルールに従って行う必要があります。 な状態となります。 | |
主訴:前歯がでこぼこしてる。 年齢:9歳 矯正治療の診査、診断を行いました。 この時期の子供の顎顔面の発育は垂直方向の発育をします。はやり垂直的発育量が不足していました。 | |
顎機能検査を行い。適切な高さの確保と適切なかみ合わせの位置を専用ソフトで解析して、overlayを数回装着しました。その結果、前歯部の叢生(デコボコ)は改善しました。奥歯の不調和を改善して、前歯の不調和を解消しました(オーストリアン咬合理論) | |
混合歯列期の矯正を終了しました。 早期に適切な治療の介入することで抜歯を避けられたケースです。 治療期間:約3年
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症例3 顎の偏位を伴う、下顎前突、受け口 |
子供の矯正治療で大切なことは、顎顔面に起こる成長と発育を考慮して矯正治療をしていくことです。 この考え方の本質は顎顔面系は垂直的な発育をしていく。この時期は複雑な「適応と代償反応」を繰り返していきます。 顎顔面系で起こる機能的な不調和によって、口腔内に形態的な不調和が出現する時期でもあります。治療も発育と成長のルールに従って行う必要があります。 | |
主訴:左半分のかみ合わせが反対になっている。 年齢:9歳 この状態をそのままに放置しておくと、顔面がゆがんできます。将来的には外科的な処置で骨切り術になることがあります。 | |
矯正治療に必要な診査、診断を行いました。こ症例の場合は、かみ合わせの左右差で起こります。顎機能検査後に専用のソフト解析して適切な高さ、かみ合う位置を分析しました。overly装着と2X4のU-archを用いました。 | |
かみ合わせの位置を左右差を付けて適切にしていきました。 混合歯列期矯正の終了 |
引き続き大人の矯正」「永久歯列矯正」もご覧ください。